自由診療での鍼灸

今となっては、自分も普通に行っていますが、

鍼治療って決まった時間だけ、

マッサージや鍼を「何分いくら」で、 やるものでない、

治療効果を目的として行うことが出来るんだ!!

鍼やマッサージは決められた時間、何分でやるものと思っていた

私には、オドロキでした。

具体的には

患者さんの状態により手技が違う事

治療後(治療中から)カラダの動きや状態が変化すること

患者さんのグチを聞くだけでなく、楽しい会話をしている事

患者さんの悩みを真剣に向き合っている事

次回の予約を取り、計画的に治療を行っていること

特別痛みがなくても、定期的に通院する患者さんがいる事

に驚き、「自分もこんな治療が出来たらいいな」と強く思い

すぐに”お願いします”と面接の日程をもらい

ワクワクして帰った事を覚えています。

こんな治療が出来る様になるの?という不安は

不思議となかったように覚えています。

しか~~し

帰り際に

2日後の面接の時に「腰の治療を見せてください」と言われたものの

治療?マッサージのこと?揉めばいいのかな?と

初診から予定を立て、計画的に治療を組み立てた経験がなかったので

とても不安になり

腰に関して、筋肉や神経について聞かれたりするのかな?と

教科書をひっぱり出して気分は、すっかり一夜漬け。

結局、当日は、不安そうな様子を見抜かれたのか

「急に治療といっても難しかったですね、では腰中心にマッサージして下さい」

と言われ”ホッ”と胸をなでおろしました。

とはいっても、腰の治療でマッサージって何分やればいいんだろう?

何分コースしか経験がないので、どの位揉めばいいのだろう???

自分で”コレでよしっ”と終わりが決められず

なんだか尻切れ・・・・な感じだったな~~

なんて思い出すだけでもハズカシイデス。

そんなこんなでも、お世話になることになり(良かった!!)

後で、院長に聞いた話では技術は面接で重視してないそうです。

女性鍼灸師と勤務して、まずは見学の日々

先生にくっついて、治療をしているところを見る

最初、見学に来た時に思ったように、すごいなぁって思いひたすら見る

でも、何をしているんだろう?何を見れば良いのだろう?

それすらもわかりませんでした。

そして、毎週土曜日、診療後の勉強会で

検査のしかたから、筋肉のみかた、などを少しずつ教わると

次週からは、あ!あれだ!あれをみて(触って)いるんだな!

とわかるようになると、ますますおもしろく、すごさも実感

毎日そんな繰り返しで、最初の半年は本当にあっという間だったし

なにより、仕事に行くのが”とても”楽しい!

でも、色々な事を教わると”できないなぁ”とつまずく事もいっぱい。

そんな時は、すぐに聞けるし、納得するまで教えてくれるし

やってみて、やっぱりつまずいても、またチャンスをもらえる。

できるようになったから、悩むんですよ!

この言葉に何度はげまされたか!!

そして、今でも、

この言葉にはげまされ続けて 楽しく仕事しています。

なんだか脱線してしまいましたが、長々と、読んでくださったあなた!

共感できる!と思ったあなた!一緒に働いてみませんか?

本当は、こんなこともできるようになった! とか

      こんな素ばらしいことが!! とか、いろいろあるのですが

それは、こぼり治療室で一緒に働けば必ず経験できること

なので、省略しますね。

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