どんなスタイルで鍼を行いますか?
鍼を打てる環境には、鍼灸院・鍼灸整骨院・病院が一般的だと思います。
あなたが、将来どんなスタイルで鍼を打つと考えているのか?
- 1人につき、30分かけ行う
- 1人につき、5分ぐらいで数をこなす
これは、健康保険を取り扱うか、自由診療で行うか、どちらかによって異なると思います。
1人につき、30分かけ鍼灸を行うとしたら、1日8時間労働で、最大8~9人の予約枠が限界だと思います。
最大予約枠の、6割稼働で 5~6人が現実的な、患者さん担当数になるでしょうか?
1か月、週休2日だと、21日稼働で 100人前後ですね。
1万症例で一人前と言われますので
ひと月100人で 1年間で 12000人、10年で 12000人です。
これに対して、一人5分 1時間で6人にはりを打つとしたら数は経験できますよね、でも、よほど鑑別や触診・コミュニケーション能力が高くないと、ただ、鍼を打つことになり「なぜ、そこに打つのか」ツボを選ぶ理由、経過観察、患者説明などは困難になるでしょう。
あなたが、椎間関節に問題がある、坐骨神経痛を問診で鑑別して、可動域所見を取り、患者さんに説明をして鍼灸をしたのち、今後の経過説明をするところまで「何分かかりますか?」
新卒者では、早い人で60分、通常75分、時間かかる人は90分が今まで受け入れてきた、経験です。
じっくり、コミュニケーションをとり鍼灸を行ってみたい、鍼灸師の応募お待ちしています。